メンドクサイがオモシロイ

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駄菓子屋の前にあったガチャガチャとかガチャポンと呼ばれるもの。
あれはジュースの自動販売機のように、お金を入れてボタンを押すとカプセルが出てくる、そういう構造で良いと思うんですよ。 硬貨をセットしてハンドルをガチャガチャ回す動作は無駄です。

という提案は、おそらくメーカーにも子ども達にも受け入れられないでしょうね。 あれはハンドルをガチャガチャ回す行為こそが遊びの部分で、醍醐味とも言えるでしょうし。 釣り師に向かって魚ならスーパーマーケットに売っていますよ、と言うに等しいダメ提案です。

思えば「遊び」とは、無駄でめんどうな手間の部分のことを言うのかも知れません。

もうひとつ思い出したことがあります。それはいつだったか会社の飲み会での出来事。
私は腕時計もしておらず携帯電話も鞄の中という状況でした。 ふと目を上げるとそこには腕時計をしている上司。 「すいません、いま何時ですか?」と尋ねたところ、上司はジャケットのポケットから携帯電話を取り出し「まだ8時半だね」と丁寧に教えてくださいました。 いやいや、そうじゃなくて。「ケータイをわざわざ出さなくても。腕時計見ないんですか?」と聞いてみると「これ手巻式で時々止まってんだよね、だから正確な時間を知りたい時はケータイ見るよ」とのこと。

時計ほど不思議なものも無いですね。ある一定以上からは価格が上がれば上がるほど不便に、そして扱いがめんどうくさくなっていくような気がします。 朝起きたら竜頭を巻き上げ、時刻を合わせ、年に一度オーバーホールに出して、とか。 しかし、そういっためんどうな手間の一つ一つが愛着に変わっていき、自分だけのオンリーワンになっていく。これも結局は遊びなのでしょう。

めんどうな仕事や頼まれごとも遊びと思えば・・・。 自分に言い聞かせるこの頃です。

 


2015-09-08 | Posted in blogNo Comments » 

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