五輪霧中(ごりんむちゅう)
五里霧中(ごりむちゅう):見通しが悪く物事の様子が分からないため、方針や見込みが立たず困ること。
まもなくリオデジャネイロオリンピックが開幕しますが、なんだか競技以外のニュースが変に盛り上がっているようで。
市の財政難で警察や消防まで機能しないかも、なんてニュースを見ると本当に大丈夫なのかと心配になってしまいます。「WELCOME TO HELL」の横断幕はなかなかのインパクトでした。
ただ日本も他人事ではないんですよね。開催まで日はありますが東京オリンピックも、ロゴ問題、スタジアム問題、聖火台が付けられないんじゃないかとか、色々バタバタしていますね。
いずれにしてもなんでこんなことになっているか、考えるまでもなくまずはお金ですよね(リオデジャネイロの警察、消防に関しては給料払えばいいわけですし(まあそのお金がないわけですが))。そして大きくマネジメントの問題とも言えます。
お金のことはもちろん、スケジュールにプラン、進捗管理など、案件が大きいほどうまく回すのは難しいとは思いますが。 関わる人が多くなると、どうしても全体の動きが鈍くなります。トップから現場までの指示が伝言ゲーム化して、時間ばかりかかりさらに歪曲して伝えられるなんてことは良くあります。IT化によるボーダレス時代なんていいますが、五里先の霧の中から支持が飛んでいる感覚です。
一番簡単な解決策はスリム化の一言に尽きるのかも知れませんが、それもなかなか世のしがらみが許してくれそうにありませんよね。
話戻ってオリンピック本当に大丈夫なんでしょうか。外野からはまったく見通しがつかず五里霧中ですが、観客の立場であるわたしは、ただただ五輪夢中になれることを願っています。
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